今日の禅語
無尽蔵
(むじんぞう)
こだわりや執着から離れると
無限の可能性があることに気づく。
人は、無限の可能性をもって生きている。
つらい状況からなかなか立ち直れないということがある。
たとえば、失恋。
いつまでも心の痛手を引きずっているのは
去っていった相手にこだわっている、
執着しているから。
そんな、こだわりや執着を断ち切った前には
様々な可能性がある。
今日も1日、ありがとうございました。
無尽蔵
(むじんぞう)
こだわりや執着から離れると
無限の可能性があることに気づく。
人は、無限の可能性をもって生きている。
つらい状況からなかなか立ち直れないということがある。
たとえば、失恋。
いつまでも心の痛手を引きずっているのは
去っていった相手にこだわっている、
執着しているから。
そんな、こだわりや執着を断ち切った前には
様々な可能性がある。
今日も1日、ありがとうございました。
本来無一物
(ほんらいむいちもつ)
人はもともと、何ひとつもたない姿、
執着も我欲もない姿で生まれてくる。
何もかもないのが、
本来の自分の姿であることを知る。
生きている間には、何か大切なものをなくして、失意のどん底にいる感覚になることもある。
たとえ何もかも失ったとしても、
それは本来の自分に戻っただけのこと。
そこから、やり直せば良い。
今日も1日、ありがとうございました。
円相
(えんそう)
一筆で描く丸い円は、どの一点も出発点であり
終着点である。
始まりもなく、終わりもない。
それが禅の考える人生。
いま、その瞬間の命は、
円の一点。
すなわち、それまで生きてきた結果(終着点)であり、これからの生きはじめる出発点でもある。
これまでのこと、これからのことを思う時間をつくる。
今日も1日、ありがとうございました。
昨夜雪深月正明
(さくやゆきふかくつきまさにあきらかなり)
降り積もった雪が一面を銀世界にしても、
月明かりはずっと照らし続けていてくれる。
袋小路にいても、
気づけば出口が見つかる。
迷いや悩みのなかにいて、出口が見つからないような気がすることもある。
しかし、どこからか、必ず、光は差し込んでいる。
その事に気づくことが大切。
へこんでばかりいないで、気持ちを前に振り向ける。
それが出口を見つけるコツ。
今日も1日、ありがとうございました。
一笑千山青
(いっしょうすればせんざんあおし)
どんな困難も、
笑い飛ばしてしまえば、
道が開けてくる。
笑えなかったら、笑う努力をすればいい。
人生では、何度も難局にたたされる。
そんな時、心は縮こまりがち。
しかし、笑ったら
そこから必ず抜け出す道が見えてくる。
笑える状況じゃないときこそ笑う。
今日も1日、ありがとうございました。
閑古錘
(かんこすい)
使い込んで先が丸くなった錐は、
穴を開ける道具としては切れが鈍くなるが
歴史を経てきた独特の風合いがある。
老いを円熟ととらえる。
年をとれば、気力も体力も衰えるかもしれない。
しかし、それまで紡いできた人生の時間、
積み重ねた経験がもたらす円熟味は、
若い世代には到底およびがつかない。
それを活かすような生き方をする。
今日も1日、ありがとうございました。
無事
(ぶじ)
何もないところに、
悟りの境地がある。
つまらない日がありがたい。
人は、楽しいこと、嬉しいこと、
喜びが感じられることを求めがち。
しかし、本当の安らぎは
何も求めないこと、何も起こらないこと
にある。
つまらない日にこそ、感謝する。
今日も1日、ありがとうございました。
雪消山骨露
(ゆききえてさんこつあらわる)
雪がとけてきて、岩肌があらわれるように
煩悩が消えると、
内なる仏性があきらかになってくる。
朝、30分早起きする。
人は煩悩に捕まりやすい。
たとえば、もう少し寝ていたい。というのも煩悩。
決まった時間に起きるようにすることも
煩悩をひとつ消すことになる。
今日も1日、ありがとうございました。
百尺竿頭進一歩
(ひゃくしゃくかんとうにいっぽをすすむ)
長い竿の先まで上り詰めても
さらにそこから一歩を進める。
悟りに終わりはない。
どんなにがんばっても、まだ、がんばれる。
もう、これでいいとおもってからの
第一歩
この差か大きい。
今日も1日、ありがとうございました。
且坐喫茶
(しゃざきっさ)
まあ、ちよっとそこに座って、
お茶でも飲みなさい。
一杯のお茶は緊張をとく特効薬。
人生には、緊張を強いられる場面がある。
肩にちからが入り、息づかいも荒くなって
心は平穏をなくす。
そんな時、お茶を一杯飲む。
それだけで、緊張は緩む。
今日も1日、ありがとうございました。
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