今日の禅語
風光日々新
(ふうこうひびあらたなり)
風光(自然の風景)は、
毎日、変化し続けている。
人も、日々、新な心で生きなければいけない。
ひとつ見つけて、心新たにする。
自然は常に変化し続けている。
朝日が登り、日が沈み、月が出てきて、星も見える。
雨が降ったり、風が吹いたり。
そのときそのときが新鮮。
朝起きたら、その1日を新鮮にとらえて
活動しよう。
今日も1日、ありがとうございました。
風光日々新
(ふうこうひびあらたなり)
風光(自然の風景)は、
毎日、変化し続けている。
人も、日々、新な心で生きなければいけない。
ひとつ見つけて、心新たにする。
自然は常に変化し続けている。
朝日が登り、日が沈み、月が出てきて、星も見える。
雨が降ったり、風が吹いたり。
そのときそのときが新鮮。
朝起きたら、その1日を新鮮にとらえて
活動しよう。
今日も1日、ありがとうございました。
坐一走七
(いちにざしてしちにはしる)
七回走ったら、一回座る。
走りっぱなしでは、自分を見失ってしまう。
時に座って、自分の内を見直すことが大切。
休む勇気が、人生を充実させる。
人生はマラソンに例えられる。
大事なのは走り続けること。
と、同時に座る(止まる)ことも必要。
止まって自分を見つめ直す。
この作業が、再び走りは始めるエネルギーになる。
今日も1日、ありがとうございました。
明月上弧峰(めいげつこほうにのぼる)
聳え立つ峰に明月がのぼっている。
峰は峰。月は月で、
他に比べようもない(不二の)存在として
あらわれている。
その二つが重なって、見事な、
美しい世界が開ける。
お互いの力が合わされば、
予想以上の結果を生む。
一人の力はどれほどがんばっても
一でしかない。
チームを組むと
1+1が2ではなく、3にも5にもなる。
お互いに全力でやっている場合にのみ。
今日も1日、ありがとうございました。
嚢中三升米(のうちゅうさんしょうのこめ)
炉辺一束薪(ろへんいっそくのたきぎ)
頭陀袋の中に托鉢でいただいた米三升、
炉の傍らには、わずかな薪があるだけで
十分である。
清貧こそ、禅者の目指す生き方。
老後資金ではなく、暮らし方に目を向ける。
本当のお金持ちは、慎ましい生活をしていると思う。
見栄を張ることもなく、
無駄なことにはお金を使わない。
お金は稼ぎ方よりも、使い方にあり。
今日も1日、ありがとうございました。
金風吹玉管
(きんぷうぎょくかん)
冷たさを孕んだ秋の風が、
玉の横笛を吹き鳴らすような、
清らかに澄みきった、
美しい調を奏でている。
厳しくきよらかな教え。
言葉はフィルターを通すことで、
心に響くものになる。
本で読んだ言葉、だれかに聞いた言葉。
それをそのまま拝借して人に伝えても
相手の心には響かない。
一度自分の中で吟味する。
そして、実際にやってみる。
そこでやっと言葉に厚みが出てくる。
インプットよりもアウトプットが大事。
今日も1日、ありがとうございました。
道得三十棒
(いいうるもさんじゅうぼう)
道不得三十棒
(いいえざるもさんじゅうぼう)
禅門答の問いに、答えても警策で三十回叩き
答えなくても三十回叩く。
怒りの行間を読む。
怒ってばかりの人の怒りも
一様ではない。
叱責である場合もあれば、励ましの場合もある。
それを見極める目が必要。
心の目。
今日も1日、ありがとうございました。
海月澄無影
(うみにつきすんでかげなし)
海に浮かぶ月が、
影もとどめないほど、すみきっている。
一点の曇りもない澄みわたった心の境地
欲張らず、一生懸命生きるだけでいい。
うまく生きることを考えたり、
巧みに世渡りしようなどの思いが、
とらわれている。
それが曇りをつくりだす。
ただ、一生懸命生きる。
それだけ。
今日も1日、ありがとうございました。
道無古今
(みちにここんなし)
人として学び、究め、守るべきことに、
新しいも、古いも、ない。
道理は不変である。
人としての筋道を忘れない。
一例をあげれば、
筋を通す。ことかもしれない。
これは、昔も今もこれからも、
人として生きていくために
必要なことだと思う。
今日も1日、ありがとうございました。
清風払無塵
(せいふうはらいてちりなし)
清らかな風が吹いて、
煩悩を払いのけてしまう。
生活を整えると、心にさわやかな風が吹く。
同じことを規則正しく、繰り返す。
規則正しい生活をする。
それには、自分を律することも必要となってくる。
今日も1日、ありがとうございました。
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