今日の禅語
喫茶去
(きっさこ)
誰に対しても、同じように
どうぞ、お茶を召し上がれ といえる。
それが分別のない禅の世界。
一杯のお茶を分け隔てなくふるまう。
来訪者にお茶を出すとき、
相手を選別することなく
どんな人に対しても、
心を込めて、お茶を淹れる。
それが分別がないということ。
今日も1日、ありがとうございました。
喫茶去
(きっさこ)
誰に対しても、同じように
どうぞ、お茶を召し上がれ といえる。
それが分別のない禅の世界。
一杯のお茶を分け隔てなくふるまう。
来訪者にお茶を出すとき、
相手を選別することなく
どんな人に対しても、
心を込めて、お茶を淹れる。
それが分別がないということ。
今日も1日、ありがとうございました。
主人公
(しゅじんこう)
主人公は本来の自分のこと。
どんなときも、本来の自分を
見失わないでいることが大事。
いつでも、どこでだって
らしさをなくさないでいる。
人間関係のなかで、
人に合わせたり、自分を抑えたりすることはある。
確かにそれで関係は円滑になるかもしれないが
いつか自分が苦しくなる。
一番大事なのは、自分らしさをなくさないこと。
今日も1日、ありがとうございました。
和敬清寂
(わけいせいじゃく)
お互いが和み、敬い、
清らかな心で向き合って、
静かな空間を、作り出している。
一緒に食事を。
家族のルールにする。
現代の生活スタイルは、家族みんなで食卓を囲む機会が減っている。
家族そろって食卓を囲む。
昔は普通だったかもしれない。
社会の原点は家庭からだと思う。
そこから派生して学校だったり、仕事だったり。
家族そろって食事をする時間を作ろう❗
今日も1日、ありがとうございました。
和気満高堂
(わきこうどうにみつ)
寺の本堂に和やかな空気が満ちている。
初春のめでたい風景。
家庭内の和気づくりをしていく。
もっとも心を安らかにさせてくれて、
心の癒しとなるのは家庭内に満ちている和気。
家庭内が良くないと、仕事も上手くはいかない。
家庭内の和気があって、仕事もうまくいく。
仕事も大事だけど、それよりも家族。
家族を大切にしてますか?
今日も1日、ありがとうございました。
直心是道場
(じきしんこれどうじょう)
自分を磨く道場は、
人里離れた場所にあるのではない。
素直な心でいれば、
どこででも磨くことができる。
素直な心が自分を磨いてくれる。
自分を磨くために
特別なことをする必要はない。
その時々に直面している状況を、
素直にあるがまま受け止めて
そこでやるべき事を一生懸命にやっていく。
その積み重ねが自分を磨いてくれる。
今日も1日、ありがとうございました。
一期一会
(いちごいちえ)
その人と会う機会は一生に一度きり。
二度と戻らないその時間を大切にする。
どの時間もかけがえのない時間にする。
これだけ人がいるなかで、
会うことができる確率は低い。
それは、ご縁とも言える。
そんなご縁を大切にしよう。
今日も1日、ありがとうございました。
和気似春風
(わきしゅんぷうににたり)
和やかな雰囲気をたたえている人は、
のどかな春風にも似て、
周囲の人たちを和ませる。
その場の空気は、いる人しだいで変わる。
人はその場の空気を変える。
自分の態度やふるまいが場に与える影響を
心にとどめておく。
今日も1日、ありがとうございました。
老松多寿色
(ろうしょうじゅしょくおおし)
長い歳月を経てきた老松は、
長寿の象徴。
長寿は何にもまさるめでたいことである。
置かれた場所で精一杯生きる。
そんな人生がいい。
松の寿命は、500年とも1000年とも言われる。
幅があるのは、生えている環境に左右されるから。
芽吹き、育った環境のなかで、
風雪に耐えて生き、朽ちていく。
天に命を預けきったそんな松の姿に、
おおいに学ぶところがある。
自分が置かれた環境、置かれた場所で
精一杯生きる。
人間の場合、その環境では無理な時もある。
そんなときは環境を変えればいい。
木には足がないから他に行きたくても行けない。
人には、足がある。
ただ、何も努力も継続もせず
次から次へと環境を替えるのは
いかがなものかと思う。
その環境が適してるか、適してないかは、
そこで、精一杯やってみてから
決断しよう。
今日も1日、ありがとうございました。
老鶴万里心
(ろうかくばんりのこころ)
鶴は老いても、はるか万里の彼方まで
飛んで行こうとする心をいだいている。
いくつになっても、
志を失ってはいけない。
手習いに、年齢制限はない。
チャレンジ精神は、若さ、元気の源。
今日も1日、ありがとうございました。
破雲寒月明
(くもやぶれてかんげつあきらかなり)
冬の空、月(悟り)を覆っていた雲(迷い)に、
ふっと切れ目ができ、月が明らかになる。
どんな迷いにも、必ず吹っ切るきっかけが訪れる。
人は迷いとは無縁ではいられない。
迷いながら生きている。
しかし、どれだけ深い迷いのなかにいても、
ふとしたきっかけでそれが吹っ切れるもの。
焦らずにその時期を待ち、
きっかけを見逃さないことが大事。
今日も1日、ありがとうございました。
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