今日の禅語
魚行水濁
(うおゆけばみずにごる)
魚が清らかな水の中で泳ぐと、
自然と水は濁る。
人は気づかないうちに痕跡を残している。
自分の痕跡は、自分で引き受ける
ものごとに最大限の努力を傾ける。
適当に誤魔化して処理する。
対処的な向き合い方。
しかし、努力をした跡
誤魔化した跡は必ず残る。
どちらにしても、
その跡を引き受けるのは自分自身。
今日も1日、ありがとうございました。
魚行水濁
(うおゆけばみずにごる)
魚が清らかな水の中で泳ぐと、
自然と水は濁る。
人は気づかないうちに痕跡を残している。
自分の痕跡は、自分で引き受ける
ものごとに最大限の努力を傾ける。
適当に誤魔化して処理する。
対処的な向き合い方。
しかし、努力をした跡
誤魔化した跡は必ず残る。
どちらにしても、
その跡を引き受けるのは自分自身。
今日も1日、ありがとうございました。
安中不老人
(やすらかなふろうのひと)
心もからだも安定している人は、
見た目も、ふるまいも、
老いを感じさせない。
好きなことを夢中でやるのが
禅の老い撃退法。
人は興味を掻き立てられるもの、
夢中になれるものがあると、
心にもからだにもエネルギーが注入され
いきいきしてくる。
それが安中 という状態。
趣味でも、仕事でも、スポーツでも
何か好きなことを見つけ夢中になってみる。
今日も1日、ありがとうございました。
一行三昧
(いちぎょうざんまい)
何ごとも、ひたすら、それだけを一生懸命にやる。
禅はそれを、ひとつになる。という。
~ながらを封じるのが禅の作法。
仕事のときは仕事を、遊ぶときはそのことを、
一途にやる。
ながらで取り組むことは、
すべて中途半端にしかできない。
今日も1日、ありがとうございました。
以心伝心(いしんでんしん)
悟りや真理は言葉では伝えることができない。
心から心へ伝えるものである。
時には言葉から離れてみる。
大切なことを伝えるとき、
言葉を連ねれば連ねるほど、
ほんとうに伝えたいことから離れていってしまう。
心から心へ。
言葉を越えた伝達力。
今日も1日、ありがとうございました。
春風花自開
(しゅんぷうにはなおのずからひらく)
春風が吹き、つぼみを堅くしていた草木が
いっせいに花開かせ、
息吹きに満ちた風景が展開している。
見えない努力が、一流と二流をわける。
春風によって花開くのは、
つぼみのうちにしっかり準備を整えてきたから。
しかし、それは外からは見えない。
見えない努力。
それを積み重ねられるかが、一流とそれ以下をわける。
今日も1日、ありがとうございました。
白珪尚可磨
(はっけいなおみがくべし)
完全無欠の白い玉であっても、
さらに磨き続けることを忘れてはいけない。
成し遂げたそのあとの努力こそが大事。
仕事でも、プライベートなことでも、
自分が思ったとおりの結果が得られたら
そこで満足してしまいがち。
しかし、禅はさらにその先を見据えて、
努力を続けなさい。
と教える。
自分がとどまることなく、成長していく、
向上していくカギ。
今日も1日、ありがとうございました。
松樹千年翠
(しょうじゅせんねんのみどり)
松はいくら樹齢を重ねても、
風雪に耐え、緑葉を茂らせている。
雄々しく逞しい命がそこにある。
老松に、生を、命を、思う。
樹齢千年を数えようかという老松は、
命の営みのすばらしさ、
あるいは。すさまじさを説いているようでもある。
それを生かす見て、みずからの生について、
命について、考えてみる。
今日も1日、ありがとうございました。
清座一味友
(せいざいちみのとも)
仲間が集まり、
同じ釜の湯で点てたお茶を味わいながら、
心をひとつにする。
時には、全員一丸となる儀式をする。
同じ釜の飯を食べるのが、一番わかり合える気がする。
今日も1日、ありがとうございました。
青松寿色多
(せいしょうじゅしょくおおし)
禅は常緑樹である松に長寿を重ねる。
青々とした松は、
そのまま長寿を象徴している。
松を育て、長寿にあやかる。
中国や日本では、
松は樹木の王様と言われている。
今日も1日、ありがとうございました。
無尽蔵(むじんぞう)
こだわりや執着から離れると、
無限の可能性があることに気づく。
人は無限の可能性をもって生きている。
こだわり、執着を断ち切る。
今日も1日、ありがとうございました。
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