今日の禅語
翠樹含風葉
(すいじゅふうようをふくむ)
新緑の木々の木陰を吹き抜ける風が、
葉を揺らしている。
さわやかで、清らかな情景。
清らかさをテーマに掲げる。
魅力的な人の条件はいくつもあるが、
清らかさ、清潔感はその上位にランクされる。
服装だけではなく、きれのある所作
ふるまいをするなど。
日々の実践で磨く。
今日も1日、ありがとうございました。
翠樹含風葉
(すいじゅふうようをふくむ)
新緑の木々の木陰を吹き抜ける風が、
葉を揺らしている。
さわやかで、清らかな情景。
清らかさをテーマに掲げる。
魅力的な人の条件はいくつもあるが、
清らかさ、清潔感はその上位にランクされる。
服装だけではなく、きれのある所作
ふるまいをするなど。
日々の実践で磨く。
今日も1日、ありがとうございました。
非思量
(ひしりょう)
考えるから心配、悩みが生まれる
考えてもどうしようもないことは、
考えないのがいい。
考えなければ、心配事の大半はなくなる。
勘違いしてはいけないのは
考えなくて良い ということではない。
自分ではどうすることもできないことを
考えないという意味。
今日も1日、ありがとうございました。
開廉翠嵐香
(れんをひらけばすいらんかんばし)
すだれをあげてみると、
風が新緑の芳香を運んでくる。
胸襟を開くと、人の心を感じることができる。
おおらかな気分で1日を始める。
その日1日を良くするためには、
朝の過ごし方が大事。
今日も1日、ありがとうございました。
花開香世界
(はなひらきてせかいにかんばし)
自分の心の目(花)が開くと、
周囲に素晴らしい世界が広がっていることに
気づく。
ひとつ気づくと、世界はガラリと変わる。
気づける人と気づけない人。
気づける人になろう。
今日も1日、ありがとうございました。
眼横鼻直
(がんのうびちょく)
眼は横に並び、鼻は縦にまっすぐついている。
ありのままのことを、ありのままに見て
ありのままに受けとる。
いつでも、ありのままの自分で生きる。
それが、人生をちゃんと紡ぐということ。
今日も1日、ありがとうございました。
喫茶喫飯
(きっさきっぱん)
お茶を飲む時は、ただ飲むことに、
食事を頂くときは、頂くことだけに集中する。
食事とも、お茶とも、ひとつになる。
慌ただしい現代は、~しながらが多いかもしれない。
テレビを見ながら食事とか。
テレビを消して食事をしっかり味わう。
食べることに集中する。
それが禅でいうひとつになる。ということ。
今日も1日、ありがとうございました。
落花有意随流水
(らっかいあってりゅうすいにしたがい)
流水無情送落花
(りゅうすいじょうなくしてらっかをおくる)
水に落ちた花は意志があるかのように
流れていく。
流水は無意識のうちに花を送っている。
流水に任せている花も、
花を受け容れている流水も、
本来の自分を失っていない。
流されるのではなくて、流れていく。
確たる自分を持って流れていくことと、
じぶんを忘れて流されることは違う。
大切なのは、自分を失わないこと。
今日も1日、ありがとうございました。
柔軟心
(にゅうなんしん)
自我、執着、偏見
などから離れた自由な心。
硬くなった心を解きほぐす。
自我や執着、偏見にとらわれた心は硬直している。
そのため、自分を主張するばかりで他人を受け容れられなかったり、
ものごとを一面的にしか見れなかったりする。
そこから、離れると
心は、やわらかく、しなやなで自由になる。
人間関係も円滑になり、
視野もグッと広がる。
今日も1日、ありがとうございました。
本来面目
(ほんらいめんもく)
一点のくもりもなく、
清らかで尊い。
本来の自分の姿。
本来の自分を覆っているものを剥がしていく。
本来の自分を見失わせるのが煩悩。
利害、損得、お金や物、地位や肩書きを求める欲、
人や物にたいする執着
などが本来の姿を、覆ってしまい見えなくなってしまう。
煩悩を完全になくすことはできないが、
剥ぎ取って薄くすることはできる。
今日も1日、ありがとうございました。
樹下石上
(じゅげせきじょう)
木の下の石の上で座禅をする。
自然のなかで座るのが
座禅の原点。
座禅は、現在の自分と本来の自己との対話。
今日の行いは間違っていなかったか?
いまの生き方でいいか?
本来の自己に問いかける。
今日も1日、ありがとうございました。
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