今日の禅語
歳月不待人
(さいげつはひとをまたず)
時の流れは人を待ってくれない。
一度過ぎ去ってしまった時(歳月)は
二度と戻らない。
昨日は取り戻せない。
一日、一日を大切に積み重ねていく。
今年もあと1ヶ月。
歳月の流れの早さを感じる。
その流れは、一日、一日が積み重ねられたもの。
前日に後悔を残したとしても、
その日は戻ってこない。
そんな思いで、一日、一日を過ごす。
今日も1日、ありがとうございました。
歳月不待人
(さいげつはひとをまたず)
時の流れは人を待ってくれない。
一度過ぎ去ってしまった時(歳月)は
二度と戻らない。
昨日は取り戻せない。
一日、一日を大切に積み重ねていく。
今年もあと1ヶ月。
歳月の流れの早さを感じる。
その流れは、一日、一日が積み重ねられたもの。
前日に後悔を残したとしても、
その日は戻ってこない。
そんな思いで、一日、一日を過ごす。
今日も1日、ありがとうございました。
無心帰大道
(むしんだいどうにきす)
はからい心なく、作為なしに、
ものごとにあたれば、
そのことと一体(ひとつ)になることがてきる。
はからいが、ひとつになる邪魔をする。
自分をよく見せようとか、良く思ってもらおうとかする必要はない。
ありのままの自分で。
今日も1日、ありがとうございました。
虫声千葉雨
(ちゅうせいせんようのあめ)
深まりゆく秋に、
虫がさまざまな草の葉先で鳴き、
まるで、雨音のように聞こえる。
虫の音に季節の移ろいを聞く。
最近は、虫の音をあまり聴く機会がない。
それだけ虫の居場所が減っているのかもしれない。
秋を感じられるものが薄れていくのは
さみしいですね。
今日も1日、ありがとうございました。
霜葉満千林
(そうようせんりんにみつ)
霜が降りた木々の葉が、
林いっぱいに満ちている。
晩秋の風景。
誰だって、厳しさを引き受けている。
秋の霜は一本の木にだけ降りるのではなく、
どの木にも平等に林全体に降る。
人生の厳しさも、
自分一人だけが味わっているのではない。
みんな厳しさを引き受けながら、
歩みを進めている。
苦しい時、しんどい時、
自分だけではないことを思い出したいですね。
今日も1日、ありがとうございました。
松風伝古今
(しょうふうここんにつたう)
松林を吹き抜ける風は、
いまも、昔も、変わらない。
真理は太古から現在まで、変わることがない。
時代を超えてかわらないものを残す。
嘘をつかないとかあいさつをきちんとするとか
昔から言われていること。
人は結局人なので、昔だろうが未来だろうが
あまり変わらない。
嘘をつかれるのは嫌だし、あいさつもできない
人に好意を持つことはない。
太古の教えは真理。
今日も1日、ありがとうございました。
江月照松風吹(こうげつてらししょうふうふく)
永夜清雪(えいやのせいせつ)
月は川面を照らし、風は松を渡って吹き、
清らかな雪が降っている。
この美しい世界で、仏性に気づく。
秋の夜長は、気づきにふさわしい。
気づき。
同じ出来事でも、そこから気づける人、
気づけない人がいる。
人の能力に対した差はないが、
気づきの差は大きい。
常にアンテナを張っていよう。
今日も1日、ありがとうございました。
塵外楽清閑
(じんがいにせいかんをたのしむ)
俗世間(塵)にまみれず、清らかな心、穏やかな心で悠々と生きていく。
世間のものさしから自由になると、
心の塵が落ちて、自分の暮らしを心から
楽しめる。
世間のものさしで生きるか、
自分のものさしでいきるか。
自分のものさし 自分軸。
今日も1日、ありがとうございました。
水上青々碧
(すいじょうせいせいたるみどり)
浮草(碧)は、流れにまかせて漂っていながら、
どこにあっても青々として、
その美しさを失うことはない。
どんな場所でも、自分らしくある。
どんな環境にあっても、
自分らしさを核にして生きる。
自分らしさ。
自分らしさ知っていますか?
今日も1日、ありがとうございました。
仏法水中月
(ぶっぽうすいちゅうのつき)
仏の法(おしえ)は、水に影を落とす月のようだが、
水面の月を掬おうとしても掬えないように、
真の法に触れることも、まあ、難しい。
たまたまではなく、
常態にすることが大事。
こうして毎日、禅語を学んでいたとしても、
それを実践でできなければ、
無意味。
実践して、自分の中に落とし込んで
常態にする。
今日も1日、ありがとうございました。
体露金風(たいろきんぷう)
どこもかしこも、秋の風(金風)が吹きわたっている。
それを身心いっぱいに感じること、
楽しむことが悟り。
さわやかさだけを連れて散策する。
秋の風に吹かれて、
真理とひとつになる。
今日も1日、ありがとうございました。
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