今日の禅語
雪月花(せつげっか)
雪、月、花は、
美しい自然を象徴するもの。
移ろう自然は、どれも、いつも、美しい。
自然の中で、心の重荷を下ろす。
自然の美しさに触れると、
心が空っぽになる。
意識して自然と触れあう。
今日も1日、ありがとうございました。
雪月花(せつげっか)
雪、月、花は、
美しい自然を象徴するもの。
移ろう自然は、どれも、いつも、美しい。
自然の中で、心の重荷を下ろす。
自然の美しさに触れると、
心が空っぽになる。
意識して自然と触れあう。
今日も1日、ありがとうございました。
紅炉上一点雪
(こうろじょういってんのゆき)
赤々と燃える炉に舞い落ちるひとひらの雪は
瞬時に跡形も残さずとけていく。
思い(雪)をとどめない心(炉)をもつことが
大切である。
情報は煩悩のもと、管理を徹底する。
この時代、インターネットなどを介して
情報過多になり、
情報に振り回されている。
そんな状態では、心の休む時がない。
必要な情報、どうでもいい情報。
自分が振り回されてしまわないよう
しっかり管理する。
今日も1日、ありがとうございました。
自然有春意
(じねんしゅんいあり)
自然の景色には、
張るの気配があますところなく
あらわれている。
季節の移ろいとともに
生かされているありがたさ。
自然は、はからいなどいっさいなく、
季節の移ろいを、現している。
今日も1日、ありがとうございました。
花枝自短長
(かしおのずからたんちょう)
さまざまな花に同じように春がきている。
しかし、その枝には
短いものも、長いものもある。
平等と区別が調和した世界の意。
差を認めなければ、調和のある平等はない。
男女は平等だが、
からだのしくみや体力などの点では
差がある。
お互いにその差を認めた上での平等でなければ
世の中おかしなことになる。
親子、教師と生徒、上司と部下も同じ。
それぞれが立場をわきまえて接するところに
調和が生まれる。
今日も1日、ありがとうございました。
鶯聲告春
(おうせいはるをつぐ)
鶯の囀ずりを聞いて、
春の訪れを知る。
長い冬を耐え抜いたところに、
ほんとうの春の喜びがある。
苦労と喜びは比例している。
途中で辞めちゃうと苦労だけしか残らない。
貫け!!
今日も1日、ありがとうございました。
閑遊雪月花
(せつげっかにかんゆうす)
四季の移り変わりの風情には、
仏性がそのままあらわれている。
ゆったりと心静かに、
それに身をまかせる。
何もしない時間が心を静める。
現代人は常にせわしなく、何かに取り組んでいる。
何もしない時間をもつ。
開花した梅をただ見る。
雪景色をただ眺める。
ぼ~っとすることも必要。
今日も1日、ありがとうございました。
春光日々新
(しゅんこうひびあらたなり)
穏やかな光が降り注ぐ春の景色は、
日々、変化していく。
とどまることがないその移ろいが真理である。
小さな移ろいにも感動する。
昨日は、つぼみだったのに今日は花が開いている。
など、人知のおよばない力を見たとき感動する。
身近な場所でも、探せば
自然の移ろいを見つけられる。
そこから、何を得るか。
それが重要。
今日も1日、ありがとうございました。
日日是好日
(にちにちこれこうにち)
雨の日も晴れの日も、
楽しい日もつらい日も、
その日、その日が、
人生のかけがえのない1日である。
どんな日も、貴重な人生の1ページ。
良い日もあれば悪い日もあるさ。
悪い日だって、見方を変えたら
何か学べるかもしれない。
その日は、人生で一度しか過ごせない
貴重な日。
今日も1日、ありがとうございました。
喫茶去
(きっさこ)
誰に対しても、同じように
どうぞ、お茶を召し上がれ と言える。
それが分別のない禅の世界。
一杯のお茶を分け隔てなくふるまう。
どんな人に対しても、心を込めて、
お茶を入れる。
心も清々しくなる。
今日も1日、ありがとうございました。
主人公
(しゅじんこう)
主人公は本来の自分のこと。
どんなときも、本来の自分を見失わないでいることが大事。
いつでも、どこだって
らしさをなくさないでいる。
いつでも、自分らしくあること。
今日も1日、ありがとうございました。
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