今日の禅語
春日多佳気
(しゅんじつかきおおし)
うららかな春の日は、
心も晴れやかに過ごすことができる。
今日は、うららかな春とは言えない天気でしたが、
梅の花もちらほら咲き始めました。
晴れの日だろうが、雨の日だろうが
心を晴れやかにするのは自分次第。
晴れの日の良さもあり、雨の日の良さもある。
外的要因に左右されず、自分の心はいつも晴れやかでいたいですね。
今日も1日、ありがとうございました。
春日多佳気
(しゅんじつかきおおし)
うららかな春の日は、
心も晴れやかに過ごすことができる。
今日は、うららかな春とは言えない天気でしたが、
梅の花もちらほら咲き始めました。
晴れの日だろうが、雨の日だろうが
心を晴れやかにするのは自分次第。
晴れの日の良さもあり、雨の日の良さもある。
外的要因に左右されず、自分の心はいつも晴れやかでいたいですね。
今日も1日、ありがとうございました。
山呼万歳声
(やまはよぶばんぜいのこえ)
登った山の頂に立って、山とひとつになると
山全体が万歳と歓呼の声を
あげているのが聞こえる。
全力を出し尽くした先に、
心地よさ、爽やかさがある。
禅では、脇目もふらず、
そのことに集中することを
ひとつになる。と言う。
いつも全力では、身がもたない。
ひとつのことに集中することはできる。
ひとつ、ひとつ。
それの積み重ね。
今日も1日、ありがとうございました。
一枝梅花和雪香
(いっしのばいかゆきにわしてかんばし)
雪のなかで梅が花開き、
香りを漂わせている。
厳しい寒さをくぐり抜けたからこそ、
その美しさ、かぐわしさが際立つ。
やっかいなことのなかに、
大きな喜びが隠れている。
やっかいな仕事、面倒くさい仕事ほど、
成し遂げたときの達成感、充実感、
そして喜びも大きい。
今日も1日、ありがとうございました。
寒松千歳色
(かんしょうせんざいのいろ)
老松は千年の時を超えて、変わることなく、
青々とした葉を茂らせている。
時を超えて変わらないものは真理である。
1本の老松に、真理を見る。
真理とは、難しいものではない。
1本の老いた松の姿は、
真理をそのままそこにあらわしている。
大切なのは、そのことに気づくこと。
同じ事柄でも、気づける人、気づけない人がいる。
気づきはひらめきに近いと思う。
成長するためには、自分がそれに気づくこと。
今日も1日、ありがとうございました。
慶雲生五彩
(けいうんごさいをしょうす)
慶雲はめでたい雲。
五彩は無限の色。
無限の色に染めあげられためでたい雲は
最高度のめでたさをあらわす。
1月ももう半ば。
早いですね。
1日、1日を大切に。
今日も1日、ありがとうございました。
鶴舞千年松
(つるはまうせんねんのまつ)
亀遊万年岩
(かめはあそぶまんねんのいわ)
鶴、亀、松、岩のいずれも
長寿、長く変わらないものの象徴。
それらを連ねたこの禅語は
さまざまな祝い事に使われる。
今日も1日、ありがとうございました。
彩鳳舞丹宵
(さいほうたしょうにまう)
五食の羽毛をもつつがいの鳳凰=彩鳳が
赤く染まった空に舞っている。
めでたい情景。
冬の早起きは、三文以上の得。
四季を通して、いちばん空気が澄んでいるのが冬。
朝焼けの空の色の美しさも際立っている。
日の出前に起床し、朝焼けを眺める。
肌をさす外気の冷たさも手伝って、
一瞬で身心が目覚める。
自然にしか描けない空の色調を堪能しよう。
今日も1日、ありがとうございました。
春坐天地
(はるてんちにざして)
尽只茶一碗
(ただちゃいちわんをつくす)
春は天地自然のなかにすわり、
ただひたすら、一碗の茶を飲み尽くす。
新年を迎え、自然と一体になった人生の醍醐味を味わう。
一杯のお茶で、心がまえを整える。
一杯のお茶を心ゆくまで味わう。
そんな時間が、
心の整備時間。
今日も1日、ありがとうございました。
白鶴宿老松
(はっかくろうしょうにやどる)
鶴も松も長寿の象徴。
白い鶴が、雪のなかで青々とした葉を茂らせる老松に止まっている。
めでたい風景。
新年は、その年の安寧を思う時。
家族みんなの健康であり長寿であることが
安寧の原点。
今日も1日、ありがとうございました。
日々新又日新
(ひびにあらたにしてまたひにあらたなり)
毎日が新しい日である。
いても、新たな気持ちで
その日を全力ですごす。
目覚めたら、まず、深呼吸をする。
迎える朝には、
太陽も空気も風も、
木々や草花、水の流れなどの、自然も
新しい命を輝かせている。
そのなかで、人間だけが昨日(過去)をひきずったりしている。
その状態は今を生きていないことになる。
自然は常に今を精一杯生きている。
自然から学ぶ。
そこに気づけるか?気づかないか?
今日も1日、ありがとうございました。
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