今日の禅語
他不是吾
(たこれわれにあらず)
他人のしたことは、
自分がしたことにはならない。
自分でやったことしか、身にはつかない。
成功本。
成功本を読んだだけでは、成功はできない。
読んで、自分で動いて体験しなければ
経験もスキルも身につかない。
今日も1日、ありがとうございました。
他不是吾
(たこれわれにあらず)
他人のしたことは、
自分がしたことにはならない。
自分でやったことしか、身にはつかない。
成功本。
成功本を読んだだけでは、成功はできない。
読んで、自分で動いて体験しなければ
経験もスキルも身につかない。
今日も1日、ありがとうございました。
無一物中無尽蔵
(むいちもつちゅうむじんぞう)
心に何もとらわれるものがなくなると、
あらゆる可能性が開かれていく。
こだわりを手放すと、視界が一気に開ける。
こだわりは悪いことではないが、
可能性の幅を狭める可能性もある。
自由に発想してみよう。
今日も1日、ありがとうございました。
雨過青苔湿
(あめすぎてせいたいうるおう)
雨上がりの苔が潤っている。
雨と苔がおたがいをいかしている美しい情景。
生かされている自分だから、
誰かを生かすことができる。
人は、自分の力で生きていると思いがちだが
ほんとうは、かかわりをもってくれる
大勢の人たちの支えがあって生かされている。
その事を、心にとめておく。
今日も1日、ありがとうございました。
香厳撃竹大悟
(きょうげんげきちくたいご)
香厳和尚がいつものように尊敬する祖師の墓を掃除していたとき、
小石がはじけて竹に当たった。
その音を聞いて和尚は悟ったとされる。
何事も求めつづけること、コツコツやりつづけることが大事。
自分を尽くして、やりつづける。
コツコツ コツコツ
今日も1日、ありがとうございました。
雲去青山露
(くもさりてせいざんあらわる)
空を覆っていた雲が晴れて
青々とした山があらわれる。
迷いがなくなって、
本来の自分が見えるようになる。
迷ったら 縁 にしたがう。
人は常に迷いながら生きているのかもしれない。
迷ったときは、縁を大事にする。
と禅は教える。
待遇の良し悪しではなく、縁を、感じるほうを選ぶ。
縁 大事ですね。
今日も1日、ありがとうございました。
大道通長安
(だいどうちょうあんにつうず)
仏道を、究めるための決まった道などない。
どの道を行っても、仏道を究めることはできる。
自分の道は
歩みつづけることでしかつくれない。
自分の道。
世の中に成功者はたくさんいるが、
ただそのひとたちと同じことをして成功できるとは限らない。
皆、一人、一人違うように
成功の仕方も違う。
そして、歩みつづけることでしか成果は出ない。
今日も1日、ありがとうございました。
雨過竹風清
(あめすぎてちくふうきよし)
ひとしきりの雨がやみ、
竹林を通り過ぎる風が清々しい。
わだかまりが消えると、
心は清々しいものになる。
寝る前の30分でわだかまりを消す。
仕事や人間関係で、わだかまりを感じることもある。
それをずっと引きずっていると、
眠れなくなったりする。
寝る前は、心を心地よくしてから寝る。
今日も1日、ありがとうございました。
形直影端
(かたちなおければかげただし)
背筋がのびたきちんとした姿勢を保っていれば
足元に落ちる影もおのずから端正なものになる。
心の姿勢がおこないの質を決める。
姿勢とは、身体的なことは、もちろん
物事や人に対する態度も含む。
ものごとにまっすぐ向き合う、人に先入観なく接する。
それが正しい心の姿勢。
今日も1日、ありがとうございました。
一渓流水繞青山
(いっけいのりゅうすいせいざんをめぐる)
一筋の渓流が青山のまわりをめぐりながら
流れていく。
まったく無理のない自然の姿。
無理をしたら、ひずみが起きる。
物事を性急に進めたい気持ちもわかるが、
やはり、コツコツ継続することには
勝てないと思う
今日も1日、ありがとうございました。
露堂々
(ろどうどう)
真理は求める必要も、探す必要もない。
そこかしに堂々とあらわれている。
それに気づくことである。
紫陽花に真理を見る。
咲いている紫陽花も、花が終わり枯れているような紫陽花も、
どちらも紫陽花であり、
美しい、美しくない、ではなく、
そこに時の移ろいを感じる。
それも、真理に気づくこと。
普段の生活の中でも、意識すると
たくさん気づくことが、あるはず。
それに気がつくか、気がつかないか。
今日も1日、ありがとうございました。
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