今日の禅語
放下着(ほうげじゃく)
捨てて、捨てて、
捨て切ってしまえば、
心は軽く、自由になる。
執着(塵や埃)は心を重く、窮屈にする。
人は生きていくうちに、さまざまなものを身にまとっていく。
心に塵や埃が積もっていく。
その塵や埃を剥がしていくこと、捨てていくことが大切。
今日も1日、ありがとうございました。
放下着(ほうげじゃく)
捨てて、捨てて、
捨て切ってしまえば、
心は軽く、自由になる。
執着(塵や埃)は心を重く、窮屈にする。
人は生きていくうちに、さまざまなものを身にまとっていく。
心に塵や埃が積もっていく。
その塵や埃を剥がしていくこと、捨てていくことが大切。
今日も1日、ありがとうございました。
仁者楽山
(じんしゃはやまをたのしみ)
智者楽水
(ちしゃはみずをたのしむ)
仁を得た人は、安らかで悠然として山を楽しむことができる。
智を得た人は、臨機応変に素早く動くことができるから、水を楽しむことができる。
静(山)と動(水)、いずれの状況にも対応して楽しむ。
やさしさも、知性も、経験のなかで培われる。
仁と智を育てる。
今日も1日ありがとうございました。
風来自開門
(かぜきたりてもんおのずからひらく)
いつのときか風は吹き、
門は自然と開いてくれる。
待つことは、自分を磨くこと。
その風が吹くまで、ただ待っていてはいけない。
仕事のスキルを高めたり、自分を磨いておく。
そして、門が開いたその瞬間、
即時対応できるように。
今日も1日、ありがとうございました。
一滴潤乾坤
(いってきけんこんをうるおす)
一滴の水が地球全体を潤す。
何事も小さなことから始まり、
大きなものとなっていく。
目標にいたる道は、
一歩一歩の積み重ねしかない。
高い目標を掲げることは良いこと。
ただ、それは、
一歩一歩積み上げた先にあるもの。
今日も1日、ありがとうございました。
莫妄想
(まくもうそう)
妄想するなかれ。
過去に縛られ、未来に不安をいだくことは
単なる思い込み(妄想)にすぎない。
心は いま だけに向けていればいい。
過去でもなく、未来でもなく、
いま としっくり向き合う。
今日も1日、ありがとうございました。
水滴々
(みずてきてき)
一滴の水も、やがて、
大河になり、海になる。
水の雫も、大河も、
水であることに変わりはない。
人生の紆余曲折を楽しむ。
一滴の水が海に注ぎ込むまでには、
紆余曲折がある。
小さな川を流れることもあれば、
ゆるやかな流れに乗ることもある。
急流をゆくこともあれば、滝となって水しぶきをあげることもある。
どんな状況でも、そこで自分をしっかりもって
楽しむのがいい。
今日も1日、ありがとうございました。
一無位真人
(いちむいのしんじん)
世の中、俗世間の地位などに関係なく
人は等しく、命を頂き、生かされている。
みんなが尊い存在である。
地位を外した本来の姿を見る。
地位は、ちょっとした飾りにすぎない。
それよりも、その人本来の姿を見る。
今日も1日、ありがとうございました。
山是山水是水
(やまこれやまみずこれみず)
山は山として、
水は水として完結しており、
それぞれ、そのままで十全に存在を発揮している。
自分らしさに優劣などない。
自分は自分らしく完結して、自分らしく存在を発揮する。
それが一番幸せな生き方かもしれない。
今日も1日、ありがとうございました。
随処作主
(ずいしょにしゅとなれば)
立処皆真
(りっしょみなしんなり)
どのような状況にあっても、
自らが主体的に行動することによって、
そこに真理があらわれ、自分らしさを実現できる。
どこでだって、自分らしくなれる。
自分らしく。
自分らしさって何?って考えたところで
わからない。
そのままの感情だったり、言葉だったり
頭を使う必要はない。
そのままのあなたでいることが、
自分らしさと言える。
今日も1日、ありがとうございました。
一片好風光
(いっぺんのこうふうこう)
分別を断ち切ると迷いが晴れ、
素晴らしい景色が見えてくる。
損か、得かを思うと、目がくもってくる。
損(そん) 得(とく)ではなく、
尊(そん) 徳(とく)
に生きる。
今日も1日、ありがとうございました。
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