今日の禅語
裂古破今
(いにしえをさいていまをやぶる)
古い伝統にいたずらにとらわれることもなく、
新しい風潮を盲目的に受け容れるでもない。
本物を見きわめる目をもつ。
本物を見きわめるものさしは、
真理、道理にある。
古くから受け継がれてきたことのなかにも、
さらに守っていくべきものと、
変えるべきものがある。
その時代、その時代で、
変化しつつも、伝統を守る。
大事ですね😃
今日も1日、ありがとうございました。
裂古破今
(いにしえをさいていまをやぶる)
古い伝統にいたずらにとらわれることもなく、
新しい風潮を盲目的に受け容れるでもない。
本物を見きわめる目をもつ。
本物を見きわめるものさしは、
真理、道理にある。
古くから受け継がれてきたことのなかにも、
さらに守っていくべきものと、
変えるべきものがある。
その時代、その時代で、
変化しつつも、伝統を守る。
大事ですね😃
今日も1日、ありがとうございました。
山花開似錦
(さんかひらいてにしきににたり)
澗水湛如藍
(かんすいたたえてあいのごとし)
一面に花が開いた山はまるで錦の様相。
谷川の水は藍のような深い色合いを湛えている
どちらも永遠の美しさに見えるが
花は散り、水は流れ去り、
とどまることはない。
無常の時のなかで美しく生きる。
咲き誇る桜も、あっという間に散ってしまう。
その散り際の見事さも桜の美しさ。
人生には、得意満面になるときも、
失意落胆に沈むときもある。
どちらにあっても一生懸命にやる。
それが美しく生きること。
今日も1日、ありがとうございました。
春入千林処々花
(はるはせんりんにいるしょしょのはな)
春風が林のいたるところを吹き抜け、
木々は芽吹いて花を咲かせている。
真理が満ち満ちている様子。
チャンスを活かすも、逃すも、
準備しだい。
チャンスは吹き抜ける春風のように、
誰にでも平等に訪れる。
それを掴んで活かせる人と、見過ごしてしまう人がいる。
その違いは、
準備の差。
普段から、やるべきことをしっかりやる。
それが用意周到ということ。
普段から、ちゃらんぽらんでは
チャンスをつかみ損ねる。
日々、やるべきことをしっかりやっていれば
チャンスが来た時にそれを掴むことができる。
今日も1日、ありがとうございました。
求朋須勝己
(ともを面とむればすべからくおのれにまさるべし)
友を求めるのであれば、
自分よりすぐれたところがある相手を選ぶ。
友人選びは、憧れ、尊敬がキーワード。
友人との交流は、自分を成長させてくれたり、
向上させてくれたりする。
しかし、それも相手しだい。
自分が憧れるレベル、尊敬できるレベルにある人を選ぶ。
選択眼が大事。
今日も1日、ありがとうございました。
百花春至為誰開
(ひゃっかはるいたってたがためにかひらく)
春がきて咲く無数の花々は、
誰のために咲いているのだろう。
誰のためでもない。
(咲くという)自分の本文を
まっとうしているだけである。
誉め言葉も、評価もいらない。
一生懸命やるだけ。
人は、褒められたい、いい評価をもらいたいと思うもの。
しかし、春に咲く花々は
見る人から おぉ、なんと美しい
と、称賛されたくて咲いているのではない。
ただ、やるべきことをやっているだけ。
人も花に学ぼう。
今日も1日、ありがとうございました。
春風咲万花
(しゅんぷうばんかさく)
春の風は、あらゆる草木の花を咲かせる。
よき師(春風)のもとからは、
傑出した人材(花)が巣立つ。
春風の心で人を育てる。
人を育てること。
きっといちばん難しい。
春風のような穏やかで、あたたかい視線をもって、見守る。
おおらかさのなかで、人はのびのびと育っていく。
かと言って、何でもかんでもあたたかい視線だけではダメな時もある。
その辺のバランスが難しい。
人を育てられるようになりたい!
今日も1日、ありがとうございました。
独坐大雄峰
(どくざだいゆうほう)
大自然のなかで、いま、独り、生きて、
座っていることが、いちばん尊く、
ありがたい。
独り、静かな時を過ごす。
自分と向き合えるのも、生きていることを実感するのも、静かな独りの時間。
日々、忙しいからこそ
そういう時間は必要ですね😃
今日も1日、ありがとうございました。
春在枝頭已に十分
(はるはしとうにあってすでにじゅうぶん)
1日中、野山を歩いて探しても見つからなかった春が、
疲れて家に戻ってみると、知らぬ間に開いていた梅花にはっきりとあらわれていた。
真理はいつも身近にある。
自分を探しても見つからない。
そこにいるのが自分。
自分探しと言う言葉がある。
しかし、どこかにそれを求めても、
見つかりっこない。
どんな状況にある自分でも、何をしている自分でも、そこ にいる自分以外に自分などない。
その自分をきちんとやるだけ。
今日も1日、ありがとうございました。
行雲流水
(こううんりゅうすい)
空を行く雲、山間を流れる水のように、
こだわりのない、自然で自由な姿。
自然な自分で人間関係を結ぶ。
そんな生き方ができれば、生きるのが楽になる。
水は、生き方のお手本☺️
今日も1日、ありがとうございました。
人間到処有青山
(じんかんいたるところにせいざんあり)
青山は墓地の意。
自分が骨を埋めるべき場所は、
故郷にかぎらず、どこにでもある。
自己実現の場所は、探しても見つからない。
つまらないと思う仕事でも、とにかく、
一生懸命取り組んでみる。
すると、その仕事がおもしろくなったりする。
それが自分を実現していく場になる。
そうするか、しないかは、自分自身にかかっている。
どんな場所、状況にいたとしても、
精一杯やる事で、
自己実現の場が見つかる。
今日も1日、ありがとうございました。
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