今日の禅語
喫茶去
(きっさこ)
誰に対しても、同じように、
どうぞ召し上がれ といえる。
それが分別のない禅の世界。
一杯のお茶を分け隔てなくふるまう。
これは、京都にいた時に体験できた。
当時、住んでいたアパートの大家さんが
お茶会に誘われた。
興味本位で行ってみた。
大徳寺の何院だったか忘れてしまったが
裏千家の初釜だった。
なんの作法も知らず、招かれて
お茶を頂く。
目の前には、裏千家家元。
私が、どうしていいのかわからないのを察して頂いたようで、
作法とかよりも、お茶を楽しんで頂いてください。
とお言葉をかけてもらった。
その時、家元ってすごいな。と
感じた。
私は、庭師修行の小僧。
家元は裏千家のトップ。
そのトップの人から、、分け隔てなく
その時間を楽しむ事の大切さを
教えてもらった。
なかなかできることではないと思う。
業躰(ぎょうてい)さんの視線が厳しかったのは覚えているw
とても貴重な体験でした☺️
今日も1日、ありがとうございました。