2020 11/27(金)
昨日の天気予報では、
今日雨だったので、現場はお休みに。
お見積もりの現場調査などをしてきた。
今日お伺いしたお宅は、松。
松の幹に穴が空いているとの事。
樹木医にも見てもらったのだが
原因がわからなかったそうだ。
私は、樹木医試験は落ちたけど
経験がある。
すぐに、穴の原因がわかった。
それは、虫ではなく
太い枝を切った所からの腐れによる穴で
虚(うろ)になっている状態。
松に虫が入ってしまうと、
あっという間に枯れる。
なので、空洞を埋める処置をご提案した。
数年前、落ちた樹木医試験。
その時、思ったのが
試験も大事だけど、経験のほうがもっと大事だと感じた。
京都にいた時も、経験の少ない樹木医はたくさんいた。
だけど、先生になっちゃってるから
プライドだけは高い。
そんなのを見て、
こうはなりたくないなと思った。
たくさん経験を積んで、
樹木医としての資格を取る。
自分が60才、70才の頃には、
もっと経験が積み重なっていると思う。
その時に、生きた学問(経験)と死んだ学問(勉強)があれば、本当の樹木医になれると感じているし、そうなりたい。
勉強だけでは、経験にはまず勝てない。
樹木医落ちたから、樹木医を蔑んでいるわけではないですよ。w
素晴らしい方もいらっしゃいます。
そういう方は、やはり、生きた学問
死んだ学問どちらも持っている。
本物になりたいですね。😃
今日の禅語
松風伝古今
(しょうふうここんにつたう)
松林を吹き抜ける風は、今も、昔話も変わらない。
真理は、太古から現在まで変わる事がない。
時代を超えて変わらないものを残す
家族や子孫に何かを残していく。
残すものは、お金でもなく、資産でもなく、人としての優しさだったり、
生き方だったり。
そういうものを、時を超えて残す事が
重要なんですね。
生き様を見せれるような人物になりたいと思います。🤔
今日も1日、ありがとうございました。