迷ったときは心に従い 動く
自分に素直になる
朝から冷たい風がふいて曇っていましたが、
仕事を始めると、太陽が!!
太陽の光 元気出ますね。何かいいことありそうです。
今日は、素直さについて書きます。
自分は本当はこうしたい、ああしたいと思っていても
なかなか行動に移すというのは難しいものです。
まして、今後の人生に関わるような大きな決断を迫られる時もあるでしょう。
そんな時、頭でいくら考えても答えは出ません。
頭で考えると、もしダメッだったらどうしようとか、まだ何もしていないのに
不安要素だらけになって思考が停止します。
27歳の時私は、今すぐ独立するか、京都へ修行に行った後独立しようか悩んでいました。
答えが出ないので、とりあえず行ってみようと思い、
新宿駅から夜行バスに乗り京都へ向かいました。
朝の6時30分京都駅に到着。
ですが、京都に知り合いもいなければ、伝手(つて)も全くありません。
駅に置いてあったタウンページを開き、一番大きく載っている会社に電話をしたのですが、
ちょうど日曜日がお休みだったので、連絡が取れません。
ここまで来て、帰るのは意味がないと思った私は、直接行ってしまおうと決めました。
その会社につき、インターホンを押すと(はーい)と返事があったので
(突然、お伺いしてもうしわけありません。私は、千葉で庭師をしている荒井というものですが、
京都で修行がしたいんです)と開口一番に伝えました。
すると、連絡もなしに、いきなり来てこいつはなにを考えてるんだと思われたのでしょう。
インターホンを切られてしまいました。
仕方なく、新幹線に乗り帰ります。
帰路につき、先方の会社に(先日は大変申し訳ありませんでした。でも京都で修業がしたい)みたいな内容の
手紙を送りましたが、返事が来なかったので
やっぱり、無理なのかな でも行きたい気持ちは収まらないし・・・。悶々としていました。
それから、2年後、たまたま立ち寄った本屋さんで、庭の本をパラパラ見ていたのですが
あるところでピタッと手が止まりました。
そこに載っていた庭にすごく惹かれたのです。
よく見ると、造ったのは、二年前私が訪れた会社ではありませんか。
もう一度お願いしてみようと思い、二年前のお詫びと熱意を書いて手紙を送ります。
すると、わかりました。一度お会いしましょうとのご返事を頂き
とても嬉しかったことを、覚えています。
そして、京都修行の道が開けたのです。
仕方なく帰路についたあのとき、自分の心に素直になっていなければ
諦めてしまっていたかもしれません。
まとめ
迷ったら自分の心が本当に求めてる物を、素直な気持ちで感じよう。
今日の夜月も綺麗です。