2024 1/24(水)
今日の禅語
老松多寿色
(ろうしょうじゅしょくおおし)
長い歳月を経てきた老松は、
長寿の象徴。
長寿は何にもまさるめでたいことである。
置かれた場所で精一杯生きる。
そんな人生がいい。
松の寿命は、500年とも1000年とも言われる。
幅があるのは、生えている環境に左右されるから。
芽吹き、育った環境のなかで、
風雪に耐えて生き、朽ちていく。
天に命を預けきったそんな松の姿に、
おおいに学ぶところがある。
自分が置かれた環境、置かれた場所で
精一杯生きる。
人間の場合、その環境では無理な時もある。
そんなときは環境を変えればいい。
木には足がないから他に行きたくても行けない。
人には、足がある。
ただ、何も努力も継続もせず
次から次へと環境を替えるのは
いかがなものかと思う。
その環境が適してるか、適してないかは、
そこで、精一杯やってみてから
決断しよう。
今日も1日、ありがとうございました。