2023 12/29(金)
今日の禅語
雲掃長空巣月鶴
(くもちょうくうをはらってつきにすくうつる)
寒清入骨不成眠
(かんせいはほねにいってねむりならず)
厳寒の夜、
空に一点の雲もなく、
月光が冴えわたる。
巣の鶴は、寒さで骨の髄まで凍てついて
眠ることができない。
耐える姿が、高潔さをまとう
人の品性は、苦境にあるときに
もっともよくあらわれる。
人生には、耐えるしかない状況もある。
そこで、歯を食いしばってでも
耐えきってみせる。
和らがない寒さも、
明けない夜もない。
今日も1日、ありがとうございました。