2022 11/12(金)
今日の禅語
紅葉舞秋風
(こうようしゅうふうにまう)
紅葉した葉が、
秋風に舞いながら、散っていく。
ゆだねて、人生を終える。
真紅に色づいた葉も、秋の深まりとともに
色褪せ、朽ち、やがて枝から離れ、
風に舞いながら、大地に還っていく。
時のうつろいのままに、すべてを委ねている姿を見ることができる。
すべてを委ねる。
人間には少し難しい事かもしれませんね。
昔、実家で飼っていた犬は、
16年生きました。
その最後の数日間は、ホントに穏やかな顔をして、寝ているだけ。
死を悟っているかのようで、
それに抗うようなことはなく
お迎えを待っているかのようでした。
自分の人生も必ず終わりがある。
それは、いつかわからないから
うつろいに任せる。
いつかはわからないけど
精一杯、今を生ききりましょう😃
今日も1日、ありがとうございました。