2020 11/16(月)
2020 11/16(月)
今日の禅語
秋露白如玉
(しゅうろしろきことたまのごとし)
葉の上に宿る秋の露は、美しい玉のようである。
たなびく風によって、左右に動くさまは、自由無碍であり、葉のいろによって緑にも、赤にもなる様子は、無我の境地である。
融通無碍も、無我も、根底には
本分がある。
融通無碍(ゆうずうむげ)
(ひとつの見方、考え方にとらわれるのではなく、自由自在に物を見、考え方を変え、よりよく対処していくこと)
無我(むが)
(あらゆる事物は、現象として生成しているだけであり、それを根拠づける不変的な本質は、存在しないという仏教用語)
みずからの人生の儚さを露に喩えたのは、豊臣秀吉だそうです。
その露には、また、融通無碍であり、
無我でもある。という側面がある。
どのような時でも、露であるという本分を失わず、確たる自分があってこその
融通無碍、無我である。
ほぅー。
どういう事だ?w
難しいぞ。
露は、葉の上で風に吹かれて右にも左にもいける。
自由に変化できる。
これが、融通無碍か。
露は、透明で緑にも、赤にも、黄色にも
葉の色次第で変われる。
これが無我か。
確たる自分とは、露で言うと
わたしは、露だ。ってことかな。
なるほど。
どんな時も、自分と言うものを根底に持っていなさいってことですね。
これは、ブログでも何回も書いている
自分の軸の事だと思います。
自分の軸は、しっかりと持ちたいですね。
今日も1日、ありがとうございました。