千葉の植木屋さん 株式会社 植介|植木、庭木の剪定・造園

2019 3/11(月)


2019 3/11(月)

今日は、朝方雨が残っていたので現場は中止にしました。

 

自宅にいると、1本の電話が。

 

自宅の木を勝手に切られてしまったとのご相談がありました。

 

現場へ行くと、ブツブツに切られ、庭の中がスカスカに見える生垣が・・・

 

樹木は生き物なので、すぐには元に戻りません。

 

こうした、隣人トラブルは結構ありますが、今回の様にすでに切られてしまったというケースは初めてでした。

 

お施主様が引っ越しされて、自宅を売却しようとしている時に

勝手に木を切られてしまう。

普通に考えても、ちょっとおかしいですね。

お施主様も、驚いていらっしゃいました。

 

たしかに、越境している枝など、隣りの方のご迷惑になることもあると思います。

が、やはりそれは持ち主の許可を頂かなければなりません。

 

今回は特に越境していると言うほどではなかったのですが、切られちゃったんですね。

 

民法233条

(竹木の枝切除及び根の切り取り)

隣地の竹木の枝が境界線を越える時は、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる。

隣地の竹木の根が境界線を越える時は、その根を切り取ることができる。

 

 

どういうことかと言うと

越境した根は、ご自身の判断で勝手に切ることが認められていますが、

枝については、越境しているので枝を切ってください。と、隣家に依頼しなくてはいけません。

 

勝手に切ると、器物損壊罪になってしまします。

 

今回の対応としては、樹木自体は枯れていないが元に戻るまでに数年かかってしまうので

新しく植え直し生垣を復旧するお見積りをお作りさせて頂きました。

 

なるべくならば、裁判沙汰にせず、持ちつ持たれつで隣人関係を友好にしたいですね。

 

8年前の今日、東日本大震災でしたね。

あのときの、東京電力の火力発電所が爆発した瞬間の事を思い出します。

 

火力発電所からは、7km位離れた所にいたのですが、爆発した瞬間

一瞬にして空が真っ赤になって、熱風を感じました。

あのときは、人生終わった。って思いました。

 

時間が経つと、だんだん震災の時の意識が薄くなってしまいますが、

忘れてしまわないよう心がける必要がありますね。

 

今日も1日、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 


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