今日の禅語
雲無心出衆岫
(くもむしんにしてしゅうをいず)
山腹の岫(洞穴)から雲がわき出ていく。
雲には何のはからいもなく、
すべてを風にまかせきって、
どこまでも自由である。
抗うから縛られる。
まかせたら自由でいられる。
風に抗おうとすると、心が縛られる。
風にまかせることも必要。
やることだけやって、あとは、風にまかせる
😄
今日も1日、ありがとうございました。
雲無心出衆岫
(くもむしんにしてしゅうをいず)
山腹の岫(洞穴)から雲がわき出ていく。
雲には何のはからいもなく、
すべてを風にまかせきって、
どこまでも自由である。
抗うから縛られる。
まかせたら自由でいられる。
風に抗おうとすると、心が縛られる。
風にまかせることも必要。
やることだけやって、あとは、風にまかせる
😄
今日も1日、ありがとうございました。
直心是我師
(じきしんこれわがし)
執着や偏見、自我を捨て切った、
あるがままの心、禅のまっさらな(素直な)心が
自分を導く師である。
素直な心が、清々しい人生に導く。
素直に生きる。
簡単のようで簡単じゃないw
松下幸之助さんも稲盛さんも言っている。
素直な心でいよう😃
今日も1日、ありがとうございました。
雲収山岳青
(くもおさまりてさんがくあおし)
山にかかっていた雲が収まって、
青々とした山の姿があらわになる。
煩悩がなくなると、
自分のなかの仏性があきらかになる。
煩悩の最もたるものである 欲しい。
という思い。
それを完全になくすことはできない。
しかし、減らすことはできる。
欲しいと思ったら、ひと呼吸置く。
本当に必要か?本当に欲しいか?
この間が大事。
欲しいとうまく付き合おう😃
今日も1日、ありがとうございました。
慈眼視衆生
(じげんじしゅじょう)
福聚海無量
(ふくじゅかいむりょう)
観音様はやさしい、思いやり深い視線で
いつも衆生(人びと)を見ておられる。
そこには、海のように無限の福徳、幸せが
広がっている。
人はみな、やさしく見守られている。
誰かに見守られているという実感は、
元気や勇気を与えてくれる。
子どもの時は、親に見守られていて
自分が親になると子どもを見守る立場になる
観音様を信じるか信じないかは、自由だが、
そう思った方が幸せかもしれない。w
宗教を否定するわけではないが
お天道様でもいいし、龍神様でも
何か心のよりどころと思えるもので良いと思う。
信じるものは救われる😃
今日も1日、ありがとうございました。
水流元入海
(みずながれてもとうみにいり)
月落不離天
(つきおちててんをはなれず)
どこを流れる水も、海にたどり着いてひとつになり、
西に沈む月も、天から離れることはない。
大宇宙は、道理にしたがって動いている。
道理に沿った生き方は、
日常のなかにある。
禅は、道理に沿って生きなさい。
と教える。
梅雨空をうっとうしいと思うのではなく、
雨中に咲く紫陽花のしっとりした美しさに
心を寄せる。
そんなことも、
季節の移ろい、という道理に沿っていきることになる。
梅雨ですが、道理に沿って
雨音も楽しみましょう😄
今日も1日、ありがとうございました。
水到渠成(すいとうきょせい)
水が流れ続けるところには、渠(みぞ)ができ、
流れ続けていれば、
渠は深さを増していく。
絶え間ない努力が、
たしかな足跡を刻んでいく。
努力をしたら、何らかの結果が欲しくなる。
しかし、目には見えなくとも、かたちとしてあらわれなくとも、
努力は結果に向けてたしかなプロセスを刻んでいる。
水が流れ続けるように、
努力を継続することが大事😄
今日も1日、ありがとうございました。
冷暖自知
(れいだんじち)
目の前にある水が冷たいのか?
あたたかいのかは、
みずから、体感しなくてはわからない。
頭でっかちでは、前に進めない。
次の一歩がどうしても踏み出せないのは、
行動を起こす前に結果を考えてしまうから。
行動しなければ、どんな結果になるかわからない。
まず、動くことが、大事😄
今日も1日、ありがとうございました。
碧澗泉水清
(へきかんのせんすいきよし)
深い谷底に湧く泉の水は、
清く澄みわたっていて、
それを眺める人の心まで
清らかにしてくれる。
もたないことが、
清々しさのはじめの一歩。
歴史の中で、清浄に生ききった人。
良寛さん。
その暮らしぶりを象徴するのが
清貧。
現代は、良寛さんのように生きることは至難だが、
必要以上に物をもたないほうが良い。
今は、ホントになんでもあります。
欲は、とどまるところを知らないので
次から次へと出てきます。
人は、自分が持っていない物などに意識しがちですが、
自分が持ってる物を意識してみると
良いかもしれません。😄
今日も1日、ありがとうございました。
平常心是道
(びょうじょうしんこれどう)
悟りは修行の先にあるのではない。
日常の、当たり前の、心こそ
悟りである。
感情は、ありのまま受け入れて、
とどまらない。
人には、さまざまな感情があり、
心が大きく揺れたり、
震えたりすることもある。
その時、誰もがその感情を押さえ込もうとする。
ありのままを受け入れて、そこにとどまらない。
それが平常心。
喜怒哀楽の感情はあって当たり前。
普通の日々の中でも、鍛えることができます😃
自然体と平常心を保ちたいですね。
今日も1日、ありがとうございました。
水急不流月
(みずきゅうにしてつきをながさず)
川はいくら勢いよく流れていても、
水面に映る月を流すことはできない。
時代は移り変わっても、
真理(本物)は変わることがない。
変わることのない拠りどころを見つける。
時代とともに価値観やものの見方はかわる。
それを取り入れていくことも必要。
しかし、もっと必要なのは、
時代を越えて不変の拠りどころ。
時代は、変わっても
変わらないもの。
思いやりだったり、誰かを愛することだったり。
人間が誕生してから、あまり変わっていないのかもしれない。
きっと、これからも変わらない。
これが人としての真理だからかもしれませんね。😃
今日も1日、ありがとうございました。
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