2022 3/30(水)
今日の禅語
山花開似錦
(さんかひらいてにしきににたり)
澗水湛如藍
(かんすいたたえてあいのごとし)
一面に花が開いた山はまるで錦の様相、
谷川の水は藍のような深い色合いを湛えている。
どちらも永遠の美しさに見えるが、
花は散り、水は流れ去り、
とどまることはない。
無常の時の中で美しく生きる。
満開に咲き誇る桜の美しさは格別。
しかし、
三日見ぬ間の桜かな
と、いう諺もあるように、
あっという間に散ってしまう。
その散り際の見事さも、桜の美しさ。
人生には、
良いときも悪いときもある。
どちらにあっても、一生懸命やる。
それが、美しく生きること。
桜は、春になれば花が咲くが、
冬は葉を落として枝だけになっている。
人間から見れば、花が咲いた桜は美しく感じる。
が、冬の桜はどうか?
美しいと感じるだろうか?
そんな時でさえ、桜は春に花を咲かせる準備をしている。
そんな気持ちで、今年はお花見をしてみよう😃
一生懸命やることは、恥ずかしいことじゃない。
今日も1日、ありがとうございました。