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K 様邸 石庭
石庭をつくります。広さにして約3坪です。
【施工前】
石庭とは、草木などを省いて白砂や石を使って水面や水の流れなどを表現する庭の事です。
日本には 引き算の美学というものがあり、余計なものを極力省くことで、
一点の美を強調することができる手法です。
【延段】
根府川石(ねぶかわ石)を使用しました。
産地は小田原で安山岩です。
カッターなどでの加工はきれいになりすぎてしまうので、一石一石
石割道具を使い人力で割っていきます。
立体感が欲しかったので、目地は深めにしました。
【景石】
景石は紫ぶどう石(群馬産)を使用しました。
クレーンが入れないのでチェーンブロックを使い
石の表情を見ながら据えていきます。
【防草シート】
雑草抑制の為、防草シートを敷きます。
【白川砂】
京都より白川砂(しらかわすな)を仕入れ、敷き均しました。
【砂紋】
砂紋(さもん)は字の如く砂に模様を描く技術です。左画像1回目 右画像2回目
これが自分の思うようにかけません。心を無にして心を無にしてと自分に言い聞かせましたが
なかなか無になれないものですね。
まだまだ修行不足です(´;ω;`)ウッ…
【完成】
合同会社 BSP 様 法面芝張り
雨などで、法面(のりめん)の土が流れ出ない為に芝張施工します。
【施工前】
土嚢袋で土が流れ出ないように積んであります。
【法面整地・不陸整正】
法面を整地します。
【芝張・目串】
整地が完了した後、芝生を張っていきます。
法面は芝がずれてしまわないように、目串を打ち込んでいきます。
【ローラー転圧】
ローラーで転圧し芝の根と地面の活着がしやすいように
転圧します。
【目土敷き均し】
転圧後に芝と芝の隙間に土を敷き均します。
隙間が空いていると芝の根が外気に触れ生育に支障をきたします。
【散水】
最後にたっぷり水をあげます。
芝生の水やりの仕かたは、夏場なら朝8時前か15時以降に散水します。
冬場は15時以降の散水は控えます。
k 様 邸 インターロッキングアプローチ
【施工中】
周りをレンガで縁取りし、中にインターロッキングを並べていきます。
【完成】
【芝張工】
TM9という芝を使いました。
とても緑が鮮やかです。
S 様 邸 庭造り
【施工前】
将来的に、犬を放し飼いにしたいとのことなので今後、柵を設置する際に必要な基礎を
つくりました。
【花壇】
ソテツの周りをブロックで囲み花壇をつくります。
【芝張】
今年は、気候がおかしいせいか
芝生の育ちが悪かったので、芝の種を撒く方法に切り替えました。
雑草を取り整地をして種を撒きます。
種を撒いた後は、目土を掛けたっぷりと水をやります。
早ければ1週間ほどで芝の芽が出てきます。
【1カ月後】
T様 邸 竹垣・犬走り
竹垣をつくりました。
竹垣には、種類がたくさんありますが、今回は鉄砲垣(てっぽうがき)を施工しました
鉄砲垣は、表と裏に一定間隔で交互に配置することにより隙間ができ
風通りの良い垣根です。
正面からみると隙間は見えませんが斜めから見ると隙間が見えます。
【テッセン誘引】
テッセンを誘引して完成です。
【犬走り】
犬走りとは、屋根から滴り落ちる雨を受ける役割があります
土のままだと、雨によって土が飛散り建物が汚れてしまいます。
【施工中】
今回は御影縁石を使い縁取りし、中に瓦を施工します。
瓦は、三州瓦で生産地は愛知県です。
瓦を半分にカットし、汚れを洗い流しました。
【施工中】
一定間隔に瓦を並べていきます。
【施工後】
瓦と玉竜で市松模様を表現しました。
2020年東京オリンピックのエンブレムも市松模様でしたね。
雨樋の先端が丸見えだったので、
T 様の家紋 花菱(はなびし)の巴(ともえ)瓦をかぶせ先端部分を隠しました。
周りの芝がかなり傷んでいるので、芝の張り直しが必要かもしれません。
新しい芝を張ったら、なお一層引き立って見えると思います。