千葉の植木屋さん 株式会社 植介|植木、庭木の剪定・造園

人の心も一度や二度は腐りかけたほうがいい

2018年12月23日 日曜日

心が腐敗しない限り熟成していける

今年も、あと1週間。

年賀状をつくっています。事務仕事をしながらプリンターで自動印刷。

終わったと思ったら

まさかのプリントアウトミス・・・。

200枚のうち115枚を無駄に・・・。

やっちまったwまあ、ながら作業はやっぱりだめですねw

 

今日は、心の発酵・熟成・腐敗をテーマにして書きます。

 

私は、高校卒業後、1度他県で就職しましたが、その会社の先輩に(儲かる仕事あるから一緒に行かない?)と誘われ

儲かるのならいいや位の気持ちで、誘いに乗りました。社会に出て右も左もわかっていなかったんですね。

いざ行ってみると、先輩も知らなかったらしく、2人で愕然としました。

おー、これは、すごいとこ来ちゃったなと後悔しても後の祭り・・・

自分の責任です。

毎日、毎日、人の心の汚いところを見続けて1年が経ちました。

 

さすがに、私には向いていない。無理だと思ったのでそこを辞める決意をし、

地元に帰ってきました。

 

実家の犬の散歩中、子供のころから遊んでいた友達に会ったのですが、

(おーひさしぶりー。どした?かいし、目が死んでるよ・・・)って言われたのを、覚えていますw

 

その当時は、笑うことなんてなかったですし、いつも目をぎらつかせて人を威嚇してたので。

今、思えば心が腐りかけていたんですよね。

 

ところが、私は造園という仕事と出会って変わります。

 

初めから興味があったわけではありませんが、造園の学校へ行き、造園会社に就職し

毎日自然の中で働ける事が、楽しくなっていきました。

自然に触れれることで、見えないですが何か力を頂いている感覚があり、

精神面も落ち着き、向上心が出てくるようになり、どんどんのめりこんでいく事になります。

 

一度、腐りかけているので

もう二度とあの時のような状態に戻りたくない気持ちがとても強かったです。

 

もしも、造園という仕事に出会っていなければ

どうしようもない人生を送って腐敗していたかもしれません。

 

運というか、縁というか そういうタイミングで前を向けたことを、

幸せにおもいますし、今では、この仕事が私の天職ですと胸張って言えます。

 

まとめ

【心が腐りかけてても、そこを越えれれば心は熟成していくことができる】

と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

独創的(ニーチェ)

2018年12月22日 土曜日

心の中の靄(もや)が晴れる

最近ネットで、日記の中に,

【今日の名言】

独創的

何か新しいものを

初めて観察することではなく、

古いもの、古くから知られていたもの、

あるいは誰の目にもふれていたが

見逃されていたものを、

新しいもののように観察することが、

真に独創的な頭脳の証拠である。

(ニーチェ)

 

と書かれていました。

 

私は、庭師を20数年していますが、有名な師匠に弟子入りしていたわけではありません。

本に載られているような方々とはほぼ無縁です。

仕事仲間には、そういう方々の下で修行された人もいます。

 

京都修行時代、有名な植〇(名前は伏せます)と一緒にお仕事したときに感じたことですが、

そこの職人さんは、なにか高圧的な振る舞いをしていました。

確かに有名な師匠のお弟子さんということで、プライドがあるのはわかるのですが

私から見て中身が空っぽに見えたのです。(えらそうですがw)

 

確かに技術 知識は一流の師匠の元で学べてるかもしれませんが、

この人たちは心を磨き忘れていると感じました。

 

(俺は、植〇の職人だ すごいだろ的な)

 

この時、私はわかりました。

確かに高度な技術・知識は教えてくれるかもしれない。

でも、心までは磨いてくれない。

 

心を磨くのは、他の誰でもない自分だからです。

 

京都から千葉に帰ってきて、独立した理由もそこにあります。

心を磨くのは、京都じゃなくてもできる

自分さえ磨くことをやめなければ、心は磨かれていくはずだと。

 

この名言で

古いもの、古くから知られているもの

誰の目にもふれていたが見逃されていたもの

それを新しいもののように観察する

 

私の思想がぴったり当てはまりました。

それは、心の在り方です。

心の在り方というものをもう一度観察してみよう。と言ってるように感じました。

心の在り方って、今の時代見逃されがちになっていると思います。

 

私は、心に重点を置いて思考したりすることが多いので、自分の考えはおかしいのかな?とか思う時もありましたが、

この名言で、心のブレーキが外れ、なにか背中を押してもらえたような気がして、前に進めそうです。

 

今の自分のままでいろいろ挑戦していこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しんでますか?

2018年12月21日 金曜日

自分からやる人 と 人にやらされる人の違い

ぶしつけですが、仕事楽しいですか?

 

今日は同じ仕事をするにしても自分からやる人とやらされる人がどれだけ違うか

私の目線で書いてみます。

 

まず、私のような個人事業主などは、人に指図されることはありませんので、

自分からやる事が多いです。(当たり前ですが)

 

サラリーマンの方々には、やらされてる、させられてると、お感じの方が多くいると思います。(バリバリ自分からやってらっしゃる方もいますが)

 

個人事業主もサラリーマンもメリットとデメリットがあって、

メリット

*個人事業主・・・自分のやりたいことをやりたいようにできる・給料の上限は自分次第(自由ですね)

*サラリーマン・・・福利厚生が手厚い・毎月必ずお給料を頂ける・ある程度は会社が守ってくれる

 

デメリット

*個人事業主・・・責任は全部自分持ち(守ってくれる物がないので自分ですね)

*サラリーマン・・・組織化しているので、自分のやりたいことは制限される。ある程度給料の上限が決まっている。

 

どちらがいいとは甲乙つけがたいですが、

自分からやるというのは、前向きなイメージですね。

やらされてるというのは、後向きなイメージがします。

 

自分からやることは、あまりストレスになりません。

2.3カ月休みなしでも働けます。(私の事ですが)

 

人にやらされてることは、ストレスでしかありません。

早く休日が来ないかと願うばかりですね。

 

自分から動く事と、人に動かされる事どちらが楽しいでしょうか?

 

前者ですよね。

 

どんな職種であれ、自分から動く人は、仕事を楽しんでいるとおもいます。(動きすぎて、たまに失敗もしますが)

 

その仕事の楽しさを見つけて、自分が楽しむ。なければ自分がやりたいことをしたらいいのです。

 

この心のモチベーション次第で、後々、天と地くらい差ができてしまうかもしれません。

 

どうせやるなら、自分から動いて楽しんじゃいましょう!!!

 

 

あ、U字構にカラビナ落としちゃった・・・蓋連結されてる・・・

 

さあてどうやって取ろうかな(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優しい香り ロウバイ

2018年12月20日 木曜日

市原市 W 様邸

毎年、お庭の手入れをさせていただいています。

 

仕事をしていると、優しい香りがしてきました。

 

よく見ると蝋梅(ロウバイ)が花芽をたくさんつけています。

 

すでに花が開き始めているものもありました。

植物はすごいですね。

誰も教えてくれないのに

ちゃんと自分で咲く時期に咲いて散るときは散る。

 

 

本当毎日思うことは、この仕事をしていると自然からたくさんの事を学べています。

 

自分に何か悩みや問題があるときも、自然をよ~く見ると結構答えがあります。

 

わかりやすい例で言えば

 

大地に根を張ろうとする木を、頑張ってる自分に例えてみたり

冬はじっとこらえて春に咲く桜のように

辛い・苦しいときもじっとこらえて乗り越え

見事な花を咲かせるなどなど

 

自然界で起きていることは、人間にもあてはまることが多いと思います。

木だけに限らず鳥、空、虫などなどよーくみるとたくさん解決のヒントが隠されているので

結構面白いですよ。

 

ポイントは

自然界でのありのままの姿を見て、自分に当てはめてみる。

当てはめて、自分の心がどう思うか、どう感じているのかわかれば

答えが出ると思います。

 

私の場合ですが、

頭を使う前に心を使う事が多いです。(頭を使うほうはあまり得意ではないので(笑)

心を使って感じる その自分が感じたものを頭で考える。

 

ゲーム感覚でやってみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

一流とは?

2018年12月19日 水曜日

仕事に対する姿勢

 

皆様は、使った道具を大切にしていますでしょうか?

 

わたしも以前は、使った仕事道具を使ったら

使いっぱなし ダンプの車内に放り投げて

翌日、それを使うのが当たり前でした。

周りもそうだったので、なんとも思わなかったのですが、

 

あるとき、TVに一流の料理人が出演されていました。

その方の包丁がうつされたのですが、

長年使っているとは、思えないくらい

輝きを放っており、その方の魂を感じました。

 

その方の自分の仕事に対する姿勢

に感銘を受けた訳です。

 

私は、今は、一流ではないけども、

一流になる。

 

仕事に対する姿勢を改める覚悟をしました。

 

ほぼ、毎日ですが、使った鋏などは汚れを落とし、油を差し手入れをします。

もう続けて18年になりますが、今後も続けていきます。

 

毎日鋏を磨いていて、気付いた事は

道具を磨く 技術を磨く

とても大事な事です。

 

でも、それ以上に

心を磨く事が大事だとわかりました。

 

心が磨かれているからこそ、人を魅了する物・力があるのです。

 

仕事に対する姿勢

道具にも魂を込める

そうすると、道具も答えてくれます。

 

一流な職人になって有名になりたい、チヤホヤされたい気持ちもないと言えばウソですが

それ以上に、自分の持ってる力で、人に癒しや感動を与えられたら最高ですよね。

 

結果、一流になれなかったとしても、この信念は貫きます。

 

今日も、頑張ってくれました。もう18年使っています。

葉渋(はしぶ)がついて真っ黒です。

これを手入れすると・・・

こうなります。

 

うん。気持ちいいですね

明日もいい仕事してくれそうです。

 

1日の10分~15分そんな時間に使ってもいいのではないかと思います。

 

続けるというのは、なかなか難しいですが

ぜひやってみてください。

 

 

 

 

 

真言

2018年12月18日 火曜日

樹木刈込・松伐採

マキの生垣を刈り込みました。

距離にして約80m弱といったところでしょうか。

刈込作業後、伐採を頼まれました。

家の境界ブロックの脇にある松が、大きくなってブロックを圧迫していました。

木の根の力はとても強いんです。

このままでは、ブロックが割れる恐れがあるので不本意ですが

伐採します。(人間の勝手な都合なのですが・・・)

 

自然に枯れた樹木の伐採であれば必要ありませんが、

生きている樹木の伐採の場合、作業前に必ずお塩と御神酒を木にかけます。

 

そして、

【オン・カーカーカビサンマエソワカ】と真言を唱えます。

 

これは供養する目的と、今までありがとうという感謝の気持ちを込めてしてください。

 

本来お地蔵さんに唱える真言らしいのですが、私は伐採する際使っています。

 

特に、お稲荷様がある場所で伐採する際は、必ずやりましょう。

 

不思議なことに、お清めをしないで作業するとケガをしたり事故になったりします。

まだ私が、見習いだったころ、伐採中 1度大怪我した経験があります。

 

そのとき、お清めはしていませんでした。(なんでしてないの?と逆に疑問ですが)

 

信じるか信じないかは、人それぞれですが、生きてる木を処分するわけですから

感謝のきもちで送ってあげてください。

 

 

 

 

 

 

 

 


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