千葉の植木屋さん 株式会社 植介|植木、庭木の剪定・造園

品格(粋)

2018年12月26日 水曜日

たかが職人 されど職人

皆様は、職人さんといわれて

どんなイメージが浮かぶでしょうか?

 

私のイメージは、常識なさそう、頭悪そう

とかマイナスのイメージが出てきます。

 

なぜかというと、元々ブルーカラーですし

ホワイトカラーよりも、下に見下されがちなんです。

 

確かに、スーツをビシッと着こなして

バリバリ仕事する姿はかっこいいですよね。

 

職人だって、バリバリ仕事します。

 

何が違うのかと言うと、職人は、

品格に対する意識が、低いということです。

 

穴だらけの地下足袋、みすぼらしい作業着

 

これでは、いいイメージなんて出てきません。

 

本当は、専門分野の技術を持っていて

かっこいいはずなのに、イメージに

負けてしまっています。

 

私が感じた事ですが、

京都の場合、お客様は職人にある程度は

敬意を持って接してくれていた気がします。

ところが、千葉のお客様は、ただの職人としか思われていないような接し方が多いような気がします。

(千葉のお客様が悪いとかではないですよ)

土地柄も、あるのだと思います。

 

じゃあ、どうするか?

職人の品格を見せればいいのです。

元々、専門分野のプロです。

仕事は遂行できます。

 

その時に、美しく仕事をする意識を持つと

かわります。

 

身なりだったり、所作、言動など

人が見て、綺麗だなと思わせる事が必要なんです。

 

最近はありませんが、

独立当初、お仕事の依頼の際

はじめは、完全に見下されてるなと感じた事は、何回もあります。

 

正直悔しいので、全力で見返します。

動きに無駄のない流れるような作業は、

人が見ていても気持ちいいものです。

 

作業が終わる頃には、お客様のイメージは変化しています。

はじめは、見下されてても、仕事を見せてしまえばいいのです。

 

それには、前に書いた鋏の手入れだったり、身なりだったり、所作なども必要だと思います。

ほんの小さな事かもしれませんが

お客様は、よく見ていらっしゃいます。

 

粋(いき)と言う言葉がありますが、

これは、職人さんだからこそ映える言葉なのではないでしょうか。

サラリーマンに、粋だねぇ。と言っても

なんか、ピンときませんよね。

 

職人としてのプライドを、持ちながら

職人として美しく見える立ち振舞いを

心掛けたいものです。

 

まとめ

職人にこそ品格(粋さ)が必要

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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